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  • 2020.07.22
  • ニュースリリース

【news release】“箱根小涌園再開発”を推進
創業140年の老舗旅館を取得・新旅館として今秋開業 2020年8 月より先行予約開始予定

お客さま各位

藤田観光株式会社(本社:東京、代表取締役兼社長執行役員:伊勢 宜弘)は、箱根小涌園(神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平)の隣地にある「三河屋旅館」を取得し、全室ベッドスタイルへの変更や防音、断熱など改修工事を施工後、2020 年10月2日(金)に「箱根小涌園 三河屋旅館」として開業いたします。

三河屋旅館は1883 年(明治16年)創業の老舗旅館で、「中国革命の父」と言われる孫文や画家の竹久夢二など多くの文人墨客が宿泊した箱根でも指折りの名旅館です。国登録有形文化財の「松竹館」を「本館」とし、フロントの他、ラウンジやダイニング、大浴場などの共用スペースを備えます。客室は、「本館」に数多の文人墨客が宿泊した客室が4 室、「離れ」は専用露天風呂付でそれぞれ趣の異なる和室二間の客室が4 室、4階建の「別館」(旧:霞館)は、露天風呂付客室5室、二間続きのスイートタイプ3室、スタンダードタイプ9 室と、様々なタイプのお部屋をご用意しております。また、目の前には高い建造物がないため、外輪山に囲まれた静寂の中でゆったりと温泉を楽しむことができる他、徒歩圏内には、つつじや紅葉の名所「蓬莱園」や「箱根小涌園ユネッサン」、「岡田美術館」などがあり、観光もお楽しみいただけます。
当社は、1948年(昭和23年)に箱根で9室の旅館「箱根小涌園」(現:貴賓館)の開業から観光業を開始いたしました。同旅館は、1918年(大正7年)に藤田平太郎男爵の別邸として建てられたもので、建設当時の上棟式の写真には、近隣の三河屋旅館の法被を着た職人が多数映っております。古くよりご縁があったことから、この度当社が事業継承する運びとなりました。屋号は小涌谷地区の一体開発を見据え取得した「蓬莱園」に続いて、当社のリゾートブランド「箱根小涌園」を冠した「箱根小涌園 三河屋旅館」として誕生いたします。事業継承を機に客室はご年配の方や外国人も使いやすいベッドスタイルに変更する他、外観を損なわずに防音、断熱効果を向上させるサッシの導入、水回りの刷新など改修工事を行い、歴史ある趣は変わらずに、より快適な滞在を提供いたします。

【温泉】

三河屋旅館の敷地は、「箱根小涌園 天悠」と隣接、また国道1号線を跨いで旧箱根ホテル小涌園(跡地は2023年に新ホテル開業)や2016年開業の宿泊施設「美山楓林」と近接しており、湯量豊富なph8.4~8.6の源泉は、箱根小涌園の主力である蒸気井とは泉質なども異なるため、宿泊施設のバリエーションと合わせて顧客の選択肢が広がります。 温泉は男女別の大浴場(露天風呂付)に加え、露天風呂付客室が10室、貸切風呂(半露天)が1ヵ所あり、人込みを避けてゆっくりと温泉を楽しみたい方にお勧めです。

【庭園】

中庭は、桜やツツジなど四季折々の美しい景色を楽しむことができ、隣接する「蓬莱園」をお部屋から眼下に見ることができる客室もあり、自然に溶け込む眺望に心が癒されます。また「蓬莱園」は、大正のはじめ、三河屋旅館の創業者が開いた敷地に約40種3万株のサツキやツツジが植えられている庭園です。見ごろの頃には赤や、紫、白など色とりどりで華やかであり、春は梅や桜、秋は紅葉と、四季折々で様々な表情を見せてくれます。

【食事】

ご夕食、ご朝食ともに本館のダイニングにてご用意いたします。メニューは「箱根小涌園 天悠」の総料理長が監修した季節の創作料理をご用意いたします。朝食は相模湾や箱根周辺の山海の幸を用いた和定食をご提供する予定です。お席はお隣と十分な距離を空けた配置となっており、半個室タイプのお席のご用意もございます。また、夕食は箱根小涌園リゾート内にある鉄板焼やしゃぶしゃぶをご提供する「迎賓館」、寿司・すき焼き会席を提供する「貴賓館」(ともに国登録有形文化財)、箱根小涌園ユネッサン内の各種レストランでのご利用もお選びいただけます。

【アクセス】

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷503
交通案内: 公共交通 箱根登山バス、又は伊豆箱根バス「蓬莱園前」下車0分
自家用車 敷地内駐車場15台

【予約開始】

2020 年8 月1 日(土) 9:00 ~ 受付開始予定
専用電話: 0465-43-8541 (受付9:00~18:00)

取材に関するお問い合わせ先

〒250-0011 神奈川県小田原市栄町2-7-25
小田原栄町ビル3階

藤田観光株式会社 リゾート事業部
マーケティング室  松山・平松
TEL:0465-20-0261 / FAX:0465-43-8698

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